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出版社内容情報
【内容紹介】
草根木皮からペニシリンに至るまで、薬が人の健康と幸福に貢献した功績は大きい。が、その反面、薬の乱用による弊害もまた、目に余るものがある。薬によって治療が容易になりつつある一方、薬によって新しい病気が発生しつつある。このような現状を憂え、薬についての正しい理解とその効用の限界、薬の誕生と生いたち、そしてその薬の評価等について、薬理学者の立場から、こんせつに解説を試みた佐久間君の力作に対して衷心からの賛辞をおくるものである。本書が一般の方々とともに、医師、薬剤師の方々にも一読の価値があるものと信じ、推薦する次第である。