出版社内容情報
《内容》 近年、成人病や慢性疾患、そしてストレスの増加が指摘されている。単に疾病がない状態ではなく、生命・生活・人生をより豊かに生き生きと充実したものとして営むには、どのような条件が必要なのだろう。保健社会学からのアプローチ。
目次
第1部 健康観と保健行動の新展開(健康の見方と理解の現状と動向;健康観や保健行動のパラダイムシフト;新しい健康の理論化と尺度化)
第2部 行動・生活・コミュニティ(行動の理論化と保健・医療領域への展開;生活の理論化と健康・疾病事象の把握;保健・医療におけるコミュニティの問題)
第3部 保健社会学の対象・方法と歴史的発展(保健社会学の対象と方法;社会医学、公衆衛生学と保健医療社会学;日本における保健医療社会学の回顧と展望)