困ったときの心疾患患者の看護

困ったときの心疾患患者の看護

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  • サイズ B5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260331876
  • NDC分類 492.932
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 心臓疾患患者の看護を行うなかで,(1)治療や診断時,(2)患者の疾病や障害,(3)日常生活上,(4)患者指導の場面で,しばしば遭遇する問題や,困ったと感じるケースを取り上げ,看護上の問題を解決するための具体的方策を解説。事例に基づきベテラン看護師の行ってきた臨床の知を紹介。困った場面ですぐに役立つ実地書。    

《目次》
第1章 治療の受け入れをためらう患者への援助
 A. PTSMAの受け入れに不安を持つ患者
 B. PTCA受け入れが困難な患者
 C. 入院早期の治療受け入れが難しい急性心筋梗塞患者
第2章 術前・術後の不安に対する援助
 A. ICD作動に不安を持つ患者
 B. 精神不穏をきたした心臓手術後の患者
 C. 心臓手術後にせん妄を起こした高齢患者
 D. 社会復帰に対して不安がある患者
第3章 セルフケアの維持が困難な患者への援助
 A. 安静を守れず,病態を悪化させる患者
 B. 外泊・退院後に心不全が悪化する患者
 C. 心不全の発症・悪化を繰り返す独居患者
 D. 禁煙が困難な心筋梗塞患者
 E. 入退院を繰り返す「タイプA」行動パターンの患者
第4章 患者のADLを高めるための援助
 A. 術後ADL拡大の遅れている患者
 B. 心臓リハビリテーションが進まない患者
 C. 循環動態が不安定で清潔保持が困難な患者
第5章 合併症・随伴症状のある患者への援助
 A. 術前・術後に血糖コントロールが必要な患者
 B. 心臓手術後,排痰困難をきたす患者
 C. 褥瘡ができやすいPCPS使用患者
第6章 発作や症状の急変に対する援助
 A. 自宅で心臓停止を起こした心疾患患者
 B. 容態が急変した重症三枝病変患者
 C. 開心術後,循環動態が不安定な患者

内容説明

本書は、心疾患患者によくみられる問題状況にどのように対処したらよいかを、ベテランナースが長年の看護実践の積み重ねの中から、ケアの効果を実証した看護技術の巧みさ=「臨床看護の知」を言語化する努力をすることにより、でき上がった。ここには心疾患患者のケアにおけるさまざまな工夫が、学びやすく親しみをもって、実践にすぐに役立つ看護技術の知識として盛り込まれている。

目次

第1章 治療の受け入れをためらう患者への援助
第2章 術前・術後の不安に対する援助
第3章 セルフケアの維持が困難な患者への援助
第4章 患者のADLを高めるための援助
第5章 合併症・随伴症状のある患者への援助
第6章 発作や症状の急変に対する援助

著者等紹介

花田妙子[ハナダタエコ]
熊本大学助教授・教育学部特別教科(看護)教員養成課程。1973年熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程卒業。北里大学病院にて看護職に従事(1973~1979年)、北里相模原高等看護学院(1979~1981年)、産業医科大学医療技術短期大学(1981~1988年)、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科(1991~1992年)で教鞭をとる。1990年熊本大学大学院教育学研究科(心理系)修了。1990年東京大学医学部保健学科研究生。1992年米国イリノイ大学留学。1993年~現在、熊本大学教育学部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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