内容説明
大人になりきれない日本人。アルコールに溺れ、食べることに逃避し、仕事に没頭して自分を見失っている人たち…。その彼らを何とか救おうと必死になるが、かえって愛によって彼らを縛ってしまう人たち。「愛しすぎる人」と「愛されていなければすまない人」の依存しあう人間関係のメカニズムとその回復。
目次
第1章 母と子
第2章 父と母と子
第3章 社会化と問題行動
第4章 結婚
第5章 成熟と喪失
第6章 共依存症からの回復
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちん
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難しい、、、2012/03/03
すい
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サンケイ新聞の家族欄の連載を元に、日常生活にある問題を筆者の関心分野である共依存的人間関係について精神医学的な解説を加えたもの。事例を元にしているため、よりわかりやすい話になっている。2011/05/23
Eringo
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ぜひ、摂食障害や依存症のご家族に読んでいただきたいです。私はこの本を読んで自分の中でモヤモヤしていたものが明確になり、救われた気がしました。 題名は少しショッキングですが、内容は怖いとかでもなく読み易いです。2021/02/24
みみこ
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家族問題が繰り返されるように、社会がもつ病はあまり変わっていないという印象。それでも少しは良くなっているのだろうか。2020/10/28