出版社内容情報
《内容》 環境条件の改善によって,障害者を地域社会の中で治療しようとする地精神医療は,社会復帰のプロセスであるリハビリテーションと不可分な関係にあります.本書では,医療,福祉の現状から具体的なプログラムまで,新しいビジョンのもとにわかりやすく解説します. 《目次》 ■総 論序説―精神科リハビリテーションと地域精神医療との関係1.地域精神医療の歴史と概念2.精神科リハビリテーションの歴史と概念3.日本の現状4.イギリス,アメリカの現状■精神保健相談1.精神保健福祉センター2.保健所,市町村,福祉事務所など■医 療1.病院治療―地域精神医療との関連2.精神科外来診療3.デイケアおよびナイトケア4.訪問看護■精神科リハビリテーション1.精神障害の概念とその評価方法2.精神科リハビリテーションの諸技法 A.伝統的技法 A-1.個人精神療法 A-2.集団精神療法 A-3.レクリェーション療法,作業療法,生活指導 A-4.生活臨床 B.最近の技法 B-1.生活技能訓練 B-2.心理教育的家族療法 B-3.ケースマネジメント C.当事者による治療 C-1.自己治療 C-2.家族教室・家族会3.福 祉 A.在宅支援プログラム A-1.通所施設 A-2.精神障害者の就労援助と職業リハビリテーション B.住居プログラム4.精神障害者のためのネットワーク A.ネットワークづくり B.セルフヘルプ運動 C.支援組織 D.関連領域の動きから―アルコール依存症,薬物依存症
内容説明
ICD‐10、DSM‐IVに準拠、臨床・研究での実用性を極めた必携の基準書。
目次
総論(序説―精神科リハビリテーションと地域精神医療との関係;地域精神医療の歴史と概念 ほか)
精神保健相談(精神保健福祉センター;保健所、市町村、福祉事務所など)
医療(病院治療―地域精神医療との関連;精神科外来診療 ほか)
精神科リハビリテーション(精神障害の概念とその評価方法;精神科リハビリテーションの諸技法 ほか)