内容説明
本書は、GHQ看護課時代から占領期間の終了後も日本の看護のために働き、公的にも私的にも日本の看護婦たちを一貫して支援し続け、日本の看護指導者を数多く育てた、ひとりのアメリカ人看護婦の記録である。
目次
信仰心の芽生え
看護へ
新たな道
GHQ看護課のスタッフに
日本の看護を改革
GHQ看護課長時代
もう一つの使命―キリスト教活動
オルソンに助けられた人々
苦悩の時代
希望の時代へ
日本の看護教育―看護大学をめざして
アメリカに戻ってから―日本への道
オルソンへの評価―叙勲
オルソンが出会った人々
著者等紹介
大石杉乃[オオイシスギノ]
静岡県に生まれる。東京大学医学部附属看護学校卒業、日本大学文理学部(史学専攻)卒業、北里大学大学院看護学研究科修士課程(基礎看護学)修了(看護学修士)、北里大学大学院博士後期課程(看護情報管理学)修了(看護学博士)。東大病院看護師、慈恵看護専門学校専任教員、東京都立豊島看護専門学校専任教員、東京都立医療技術短期大学講師、東海大学健康科学部看護学科講師を経て、現在、東京慈恵会医科大学医学部看護学科助教授、順天堂大学医学部医史学研究室研究生
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