丸善ライブラリー<br> 薬の社会誌

丸善ライブラリー
薬の社会誌

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  • サイズ B40判/ページ数 203p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784621050521
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0230

内容説明

徳川光国が藩医に命じて作らせた本「救民妙薬」はベストセラーになり、庶民に重宝がられた。いつの時代でも、どこの社会でも、人は病み、傷つき、それを癒す薬を探し続けてきた。しかし人間の健康と幸福のために登場した薬が、逆に作用してしまったこともある。サリドマイドやキノホルムの薬害、麻薬の流行とそれを取り締まる麻薬Gメン、「黄色い血液」やエイズ感染の問題を生んだ輸血など、薬や医療は常に社会とかかわり合い、様々なドラマが展開されてきたのである。

目次

第1章 万代家の人々―反魂丹縁起―万代常閑の家系
第2章 黄門様のくすりのわかる本―江戸時代のベストセラー『救民妙薬』
第3章 白い粉の恐怖の歴史―麻薬取締官の活躍余話
第4章 世界の薬物乱用の現状―防止と取り締まりの国際協力
第5章 血液、輸血そして薬―血液型、肝炎、エイズへの歴史
第6章 薬害根絶への長い道程―食品、薬品の安全性確保へ
第7章 学校の環境衛生を考える―学校薬剤師が誕生して五十余年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

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1992年初版。全く知らない分野なのでいろいろと参考にもなるが、文章的にいかがなものかと感じてしまった・・・。もう少し書き方を替えると、もっと面白かったのではないかと思う。2010/07/06

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