内容説明
事件に遭いやすい人・災害がよけて通る人、目の前で災害が起こったら、焼け跡に生える木は火事に弱い、地域災害はなぜ悪循環を繰り返すのか、災害を忘れるのに何年かかるか、災害の再発防止!に死角はないかなど事件・事故・災害と安全をめぐる27の論考集。
目次
事件に遭いやすい人・災害がよけて通る人
災害はいつ始まっていつ終わるのか
目の前で災害が起こったら
宝の山とごみの山
何が面白くて防災を研究するのか―災害調査も命がけ
一九九九年集集大地震にみる「危機管理大国」台湾
ギリシャ正教僧院半島リスク管理の一〇〇〇年
飛騨高山の先端的伝統防災システム
焼け跡に生える木は火事に弱い
地域災害はなぜ悪循環を繰り返すのか―火災都市江戸・東京と函館の近代災害史〔ほか〕
著者等紹介
長谷見雄二[ハセミユウジ]
1951年、東京都生まれ。1975年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。建設省建築研究所を経て、早稲田大学理工学部健築学科教授(1997年~)、NPO法人災害情報センター理事(1999年~)。専門は、建築防災・設備。工学博士
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