出版社内容情報
稚児灌頂、女装マニア、獣皮フェチ、陰部切り、屍姦、サディズムの彼方……。土着的な性愛の態様や、秘戯の変異、性犯罪者たちの蠕動する欲望をえぐり出す渾身の性愛奇譚。性はフェティシズムに始まりフェティシズムに終わる──。
序 女装私論
（１）彼岸の人々
（２）高野山 稚児灌頂
１ フェティシズム考
（１）陰毛憧憬
（２）脚・足・肢
（３）靴・下駄・ブーツ
（４）髪は男の命
（５）ネジも女性器
（６）死臭喝仰
（７）ある獣皮フェチの話
２ 死・死体・サディズム
（１）陰部切り
（２）生首愛好
（３）屍姦の快楽
（４）サディズムの彼方
（５）首絞めと女性器
３ マニア奇談
（１）ラビアリングの人々
（２）老女願望
（３）女装マニア・六十歳の願望
（４）ＳＭは隆盛か
あとがき
内容説明
稚児灌頂、獣皮のフェチ、女装マニア、生首愛好…。土着的な性愛の態様や、秘戯の変異、性犯罪者たちの蠕動する欲望を抉り出す渾身の性愛奇譚。
目次
序章 女装私論
第１章 フェティシズム考
第２章 死・死体・サディズム
第３章 マニア奇談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
11
実例をふんだんに並べることにより、フェティシズムの本質を明らかにしようとする著者。それはそのまま、人間の本能とは何かという問題にも直結する。性に対し偏見もタブーもない著者ならではのアプローチである。2020/01/23
澤水月
0
940822
