内容説明
本書は、これから自殺予防活動を実践する方々に、高齢者自殺の基礎的知識を提供すること、これらの知見に裏付けられた実用的な介入技法と戦略を提示すること、そして、本邦において実施された根拠に基づく地域介入を紹介することをとおして、地域における高齢者自殺予防活動の体制づくりに役立ててもらうことを目的としている。
目次
１ 高齢者自殺の基礎（我が国における高齢者自殺の特徴；高齢者自殺予防の基礎；高齢者自殺の精神医学 ほか）
２ 高齢者自殺予防活動のための戦略と技法（高齢者自殺への介入―早期発見に向けたスクリーニングの開発と実施；高齢者自殺への介入―心理的アプローチと精神療法；高齢者自殺への介入―高齢者福祉における訪問援助 ほか）
３ 高齢者自殺予防活動の実際（高齢者自殺予防活動の事例（新潟県松之山町における取り組み；岩手県浄法寺町における取り組み；青森県名川町における取り組み；秋田県由利町における取り組み））
著者等紹介
大山博史［オオヤマヒロフミ］
立命館大学産業社会学部助教授。医学博士
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