生理学 〈1〉

生理学 〈1〉

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  • サイズ B5変判/ページ数 906p
  • 商品コード 9784830602078
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 近年医学教育において,minimum requirement(最小必要事項)が検討されている.年々増加する過多ともいえる情報から,医学を習得するために最低必要な知識を選びだして学生諸君に教えこもうとする.しかしながら単に知識を身につけただけでは,未知の問題に対処することはできない.生理学の論理を身につけたときに,生理学の知識に基づいて,そのメカニズムを推論し問題を解決し,あるいはその手掛かりを得ることができる. 本教科書は,このような要求に答えるべく編集された.記述は各項とも次の順によっている. 1.[基本的事項]minimum requirementを解説.2.[トピックス]それぞれの執筆者が専門とする領域での最新の知見が紹介されている.最先端の知識,研究の熱気,将来への展望を読みとることができる.3.[病態生理]「異常から正常を知る」ことは,医学研究の基本である.生理学が臨床医学で果たす重要な役割を理解することができる.本教科書は,医学を初めて学ぶ学生諸君・大学院生・若手研究者はもとより,臨床に携わって生理学の重要性に思いあたり,生理学を学び直したいと望んでいる方々にも役立つよう編集された.特に[トピックス]や[病態生理]は身近に感じられるよう工夫されている. 2色刷,図1043点    《目次》 1章 一般生理  A.細胞膜の生理学  B.筋肉の生理学  C.神経筋接合部のシナプス伝達  D.神経細胞と神経回路網 2章 感覚系  A.感覚情報の受容と処理  B.視覚系   B-1.眼球   B-2.伝導系   B-3.大脳皮質視覚中枢  C.聴覚  D.体性感覚  E.味覚  F.嗅覚  G.痛覚 3章 連合野  A.連合機能へのアプローチ  B.頭頂葉  C.側頭葉  D.前頭葉  E.感覚連合系の病態生理 4章 運動系  A.脊髄反射  B.運動の制御  C.大脳基底核  D.大脳運動野  E.小脳  F.運動系の病態生理 5章 辺縁系  A.辺縁系の概観  B.海馬体  C.扁桃体  D.視床下部 6章 睡眠と脳波  A.睡眠  B.脳波 7章 自律神経系 8章 脳機能の物質的基礎  A.脳機能の物質的背景  B.脳内活性物質  C.神経分泌  D.神経細胞の分化 引用文献 索引

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