出版社内容情報
ポリフォニー音楽の発展、聖歌伝播と音楽教育の展開、楽譜の創造……キリスト教と結び付きながら発展してきた中世音楽の世界に迫る。
【著者紹介】
1934年生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了(音楽学)。国際基督教大学名誉教授。専門はルネサンス音楽史。著書『古楽のすすめ』『キリスト教と音楽』、訳書『音楽家レオナルド・ダ・ヴィンチ』など。
内容説明
祈りの表現から誕生・発展したポリフォニー音楽、聖歌を広く伝えるために進められた理論の構築と音楽教育の展開、楽譜の創造、ギリシャ音楽理論の受容…キリスト教と密接に結び付きながら開花し、西洋音楽の礎となった中世音楽の謎に迫る。
目次
プロローグ―グレゴリオ聖歌と中世の教会音楽
第1章 中世の音楽教育
第2章 ボエティウスの音楽論と中世知識人たち
第3章 オルガヌムの歴史
第4章 ノートルダム楽派のポリフォニー
第5章 アルス・アンティカの歴史的位置
第6章 アルス・ノヴァとトレチェント
エピローグ―ルネサンス音楽への道
著者等紹介
金澤正剛[カナザワマサカタ]
1934年、東京生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了(音楽学)。国際基督教大学名誉教授。専門はルネサンス音楽史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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