内容説明
ライオン、Ｒ＆Ｄ、富士ゼロックス、ＴＯＴＯ、明治、日産自動車のリサーチ担当者が、現場のノウハウを公開。顧客アンケートを有効に実施するために。
目次
第１章 マーケティング課題とリサーチの変革
第２章 マーケティング・リサーチの方法
第３章 標本調査の前提と限界
第４章 リサーチのプロセスと実行管理
第５章 アンケート票の作成
第６章 テキストデータからの情報抽出
第７章 データの集計と統計解析
第８章 統計モデル
第９章 情報発信
第１０章 リサーチに対するリサーチユーザーの期待
付録
著者等紹介
朝野煕彦［アサノヒロヒコ］
１９６９年千葉大学文理学部卒業、埼玉大学大学院修了、千葉大講師、専修大・都立大・首都大教授を経て多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授。専門はマーケティング・サイエンス。ＡＭＡ、ＩＮＦＯＲＭＳ会員。日本行動計量学会理事、日本マーケティング・サイエンス学会編集委員などを歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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よしだ まさし
3
朝野煕彦編著『アンケート調査入門』東京図書を読了。 「顧客アンケート」をいかに行うか、いかに成功させるかを、各ステップごとに実例をあげて説明した解説書…という体裁をとりながら、顧客アンケートにとどまらぬアンケート調査一般の非常に優れた入門書、手引き書となっている。 特に、メーカーに所属して実務に携わっている方たちの、現場でのノウハウのたっぷり詰まった懇切丁寧な説明がありがたい。 調査企画に始まり、アンケート票の作り方、集計の仕方、自由回答の分析の仕方、報告書の作り方、さらにはプレゼンテーションの仕方ま2011/10/21
yyhhyy
2
調査設計時の注意点や進め方について。有意差検定をする限界からテキストマイニングの活用まで幅広い。統計の基礎知識は必要ですが実行のテクニック本の前に読んでおく心構えの本2015/02/07
rebanira_itame_man
2
メーカーのリサーチ担当者が執筆しているだけあり、実務ですぐ役に立つように書かれている。アンケート調査票を作る際のコツのような基礎の基礎から、統計理論までしっかり教えてくれる。重回帰分析とはどのような処理をしているのかを、幾何イメージ（ベクトル空間と行列モデル）で解説しており、とてもよく理解できた。また、より深く学びたい人のための巻末のオススメ参考書が意外に役に立つ。2011/12/02
monotony
1
実践的な内容がコンパクトにまとまっていた。本格的な統計解析の本に踏み込む前の一冊としていいかも。2018/09/04
Meistersinger
1
とりあえずざっと読み。アンケート作成方法から、定量的な分析理論まで幅広い内容。再読へ。2012/01/18
