緩和ケア医が、がんになって

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緩和ケア医が、がんになって

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575314823
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

緩和ケアに携わる身でありながら、萩原健一さんの命を奪ったのと同じ希少がんを患った医師、大橋洋平さん。初めて「患者として」実感した苦しみや気付きを朝日新聞に投稿し、大反響を呼んだ。消化液の逆流で一晩中椅子に座って眠ることを余儀なくされる地獄の日々。スプーン1杯しか食べられず、100キロあった体重が40キロ減って愛妻に当たってしまったこと……過酷な闘病と医学書には決して出てこない患者の真実を、得がたいユーモアを交えて明かす書き下ろし手記。

内容説明

あきらめる、そして頑張る。最後まで自由に「患者風」吹かせて…感動の手記。

目次

第1章 発病(黒い出血;前日夕方の、かつてないけだるさ ほか)
第2章 緩和ケア医を目指すまで(医師生活30周年の大病;信じられなかった「医学部合格」 ほか)
第3章 闘病(みぞおち、喉へと逆流する消化液~横になって眠れない!;病理検査で判明した「腫瘍細胞分裂像数181」 ほか)
第4章 転移(2019年4月8日(月曜)
第2ラウンドのゴングが鳴る ほか)
第5章 「患者風」吹かせて―これだけは言いたい!12のこと(手放す終活のススメ;「人間好き」こそ医者の条件 ほか)
妻から夫へ―生きてくれて、ありがとう。

著者等紹介

大橋洋平[オオハシヨウヘイ]
1963年、三重県生まれ。三重大学医学部卒業後、総合病院の内科医を経て、2003年、大阪市の淀川キリスト教病院で1年間、ホスピス研修。翌04年より愛知県のJA厚生連海南病院・緩和ケア病棟に勤務。08年よりNPO法人「対人援助・スピリチュアルケア研究会」の村田久行先生に師事し、13年度から18年度まで同会・講師。医師生活30周年の18年6月、稀少がん「消化管間質腫瘍」(ジスト)が発見されて手術。抗がん剤治療を続けながら仕事復帰し、自身の経験を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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真香@ゆるゆるペース

118
消化器内科勤務を経て、現在は非常勤のホスピス緩和ケア医として働く著者が、10万人に1人という悪性腫瘍「消化管間質腫瘍(ジスト)」を発症。医者でもあり患者でもある立場から書かれた闘病の様子は、読んでいてお腹が痛くなりそうなリアルな臨場感だけど、お人柄が表れたユーモアに満ちた文で、重さを感じずスラスラ読めた。胃カメラ検査で暴れてしまったり、抜歯が苦手で延期できないか頼んだりと、医者らしからぬエピソードに何だか親近感。還暦前とまだまだお若いですし、これからも患者風を吹かせてしつこくしぶとく生き抜いてほしいです。2020/03/02

おくちゃん🌸柳緑花紅

92
〘癌になってもよりよく生きる〙。ホスピス緩和ケアの領域ではしばしば耳にする言葉だ。しかし【よく】など生きられない。確実に私は弱っているからだ。でも、良かろうが悪かろうが、これからをしぶとく生きていく。全てのがん患者にエールを送りたい。しぶとくいきて!私もそうするから。緩和ケア医の大橋洋平さんの時にユーモアも交えて発病から手術そして再発。時々の心情、家族とのふれ合い。そして緩和ケア医の仕事を続ける。自身が癌になった事でがん患者のリアルな苦しみを教わったと言う。余命が何日かでは無く何日生きたかの足し算。納得。2022/02/04

ニッポニア

36
いい本だなあ。患者の視点を持った医者、これからきっと名医になれる。また、この本を読んでその視点に気づいた医師がいたら、いや、いるだろうから、それがこの本の価値だ。そんな価値を持たせられるような本を目指したい。以下メモ。非常勤で、手当て目当てに臨時当番をする、医療現場の過酷さよ。治療法は自分で選びたい。苦しいのならばいい人にならなくていい。叶うならば半年は生きていたい、この手記をどうしても仕上げたいから。病院では看護師を敵に回してはいけない。2022/08/27

hiro-yo

36
自虐的なタイトルに興味を惹かれ拝読。自分自身この年齢になるまで癌になった家族親族もなく、友人もいないこともあって癌を身近に感じる事が出来なかった。「ここで私はふうっつと息を吐く。それからゆっくりと大きく息を吸って、また吐く。これを何度か繰り返して、もしかしたら、これが人間なのかと思えてきた」「人はいつか死ぬではなく、俺はいつでも死ぬ」2021/10/01

Twakiz

30
もと同僚です.大橋先生のお人柄や純粋さ,やさしさや苦労,人間臭さ,家族愛やいろいろなもの,魂が込められた本です.正直ことばもありません.本文に「医師」と「医者」の違いについて私見を述べられておられますが,尊敬すべき「お医者さん」のおひとりです.2019/11/13

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