内容説明
不妊治療、出生前診断、人口政策など、出産に関わる文化、経済、政治について医療人類学の見地から深く考察する。
目次
第1章 「ミクロ」に「ローカル」を見る―数の論理と女性の生
第2章 産みの風景をたどる
第3章 「あらかじめ知る」ことのためらいと不安―出生前検査
第4章 尋ねないことと説明しないこと―超音波検査
第5章 「自分たちの子」をもつために―代理出産と親子関係
第6章 「普通の家族」と「本当の」親―提供精子と提供卵子
第7章 なぜ不妊治療を求めるのか
著者等紹介
柘植あづみ[ツゲアズミ]
1960年三重県生まれ。明治学院大学社会学部社会学科教授。専攻は医療人類学。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程退学。博士(学術)。北海道医療大学を経て現職。おもな著作に、『文化としての生殖技術』(松籟社、1999年。第20回山川菊栄賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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