叢書・比較教育社会史
識字と読書―リテラシーの比較社会史

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  • サイズ A5判/ページ数 360,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812209622
  • NDC分類 379.4
  • Cコード C3020

目次

識字と読書―その課題と方法
第1部 国家・社会の編成と文字(宗教改革期のドイツにおける読書・コミュニケーション・公共性―“宗教改革的公共性”をめぐって;統治のための識字―植民地期インドの行政管理と統計;明治期日本における識字と学校―国民国家とリテラシー)
第2部 民衆世界と読書(日本近世上層町人における“家”の教育;日本近世における出版と読書―読者層の拡大と出版の変移;啓蒙期パンフレットとその読者層―『ウィーンの小間使い娘』を中心に;読書する自画像―建国期アメリカに於ける巡歴説教師の自伝を読む;一九世紀末ドイツの家庭医学書の「科学化」―ルッツェ著『ホメオパシー教本』を中心に)
第3部 交錯する文字世界(明治前期における書籍情報と書籍流通―信州北安曇郡清水家の書籍購入と兎屋誠;読み書き教育効率化と標準発音普及を目指して―一九世紀後半イギリスの綴り字改革論;セクシュアル・リテラシー―戦間期のイギリス労働者階級と性;口述文化と文字世界―シティ・オヴ・ロンドンに見られた労働文化の伝達)

著者等紹介

松塚俊三[マツズカシュンゾウ]
1946年生。福岡大学人文学部教授

八鍬友広[ヤクワトモヒロ]
1960年生。新潟大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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