内容説明
よりわかりやすくなった世界標準の免疫学テキスト!“免疫”という奇跡のしくみを理解し、今求められる「免疫学のリテラシー」を育む。
目次
イントロダクション:免疫系について―用語、特性、構成要素
自然免疫―感染に対する初期防御
抗原の捕捉とリンパ球への提示―リンパ球が認識するもの
獲得免疫系における抗原認識―リンパ球抗原受容体の構造と免疫レパトアの形成
T細胞性免疫―T細胞の活性化
T細胞性免疫のエフェクター機能のメカニズム―生体防御におけるT細胞の機能
体液性免疫応答―B細胞の活性化と抗体産生
体液性免疫のエフェクター機能のメカニズム―細胞外寄生性微生物と毒素の排除
免疫寛容と自己免疫―免疫系による自己と非自己の区別とその破綻
腫瘍免疫学と移植免疫学―がん細胞と正常非自己細胞に対する免疫応答
過敏症―免疫応答により引き起こされる疾患
先天性および後天性免疫不全症―免疫不全によって起こる疾患
著者等紹介
中尾篤人[ナカオアツヒト]
山梨大学医学部長/免疫学講座教授。1989年3月千葉大学医学部卒業。1991年4月国保旭中央病院内科医員。1993年4月千葉大学医学部第二内科研究生。1995年7月スウェーデンウプサラ大学ルードウィック癌研究所研究員。2001年10月順天堂大学医学部アトピー疾患研究センター講師。2003年7月山梨大学医学部免疫学講座/山梨大学大学院医学工学総合研究部教授・順天堂大学医学部客員教授。2013年4月山梨大学医学科長(兼任)(~2017年3月まで)。2017年4月現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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