“介護小説”の風景―高齢社会と文学

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“介護小説”の風景―高齢社会と文学

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784916087911
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

内容説明

文学は介護をどのように描いてきたのか?そこに描かれた介護は、現代の私たちに何をなげかけるのか?『恍惚の人』『厭がらせの年齢』『瘋癲老人日記』『博士の愛した数式』など近現代小説に内在する高齢者介護の問題に焦点をあて、「老い」を否定的にとらえる心性からの脱却の可能性を探る。

目次

第1章 “記憶”を書く男たち―青山光二と耕治人の老老介護小説
第2章 介護するのは何のため?―家族介護の動機付けをめぐって
第3章 高齢社会の「解釈」を変える―有吉佐和子『恍惚の人』と“現実”の演出
第4章 管理される「老い」/監視される「主婦」―一九六〇年代『瘋癲老人日記』が語る介護
第5章 介護と“反介護”の風景―されたくない「私」からの解放を求めて
第6章 どこで暮らすか?誰と暮らすか?―高齢者の性愛と“介護小説”の可能性

著者等紹介

米村みゆき[ヨネムラミユキ]
甲南女子大学教員。日本近現代文学・文化、日本児童文学・文化、アニメーション文化論。著書に『宮沢賢治を創った男たち』(青弓社、2003年、日本児童文学学会奨励賞受賞)など

佐々木亜紀子[ササキアキコ]
愛知淑徳大学ほか講師(非常勤)。日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くらた

0
文学が介護をどのように描いてきたのかをみることによって、高齢者介護の問題点を探る、という一冊。合間合間にあるコラムも面白い。2009/07/14

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