季節の移り変わりに薬物中毒、農薬中毒の人がパラパラくるため一冊持ってて損はないだろうと活字中毒気味の看護師が買ってみました。
ーこの本を一人の人間としてまた一人の医師として誠実な道を歩き続けてきた父に捧げるー
初っ端の一文で家族愛に弱く涙もろい私は、この辞書ともいうべき中毒百科ができるまでの背景ー苦労ー壮大な妄想を繰り広げ目元にハンカチをあてました。
中毒というものの全体像をおさえ、具体的にわかりやすくと書いてある通りとても具体的で読み進めると(記憶に残るかどうかはともかく)面白かったです。
これ一冊病院に置いていれば急な中毒患者の対応も付箋をつけておけばどうにかできるかなと思わされるくらいです。
今まで有機リン酸系の農薬中毒を数名対応しましたがバイトできていた畑違いの医師が救急車が来るまで救急車到着後のシュミレーションをブツブツと自分に言い聞かせてるのを見て、少しはその重荷を肩代わりできないかと思いましたが頭が豆腐の看護師ですので咄嗟に言葉が出てこないことも数多く・・・
今度からはこの本を使い少しは役に立つことができるでしょう。
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