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発売元 ゆずの木書店
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危険学 (図解雑学) 単行本 – 2011/5/17

3.7 5つ星のうち3.7 5個の評価

失敗学から危険学へ。「失敗学」では、さまざまな失敗事例をその根本原因から精査することによって、同じ失敗を繰り返さないこと、失敗を研究することによってさらなる技術の創造をめざしました。危険学では、失敗=事故の精査の過程で浮かび上がってきた、私たちの日常の生活のなかに潜む、さまざまな危険性を検証し、危険に正面から対処することで、安全な生活を送るための指針を提案します。 ニュースを見ていると、忘れたころにエレベータやエスカレータの事故が報道されます。私たちは、どうやらエレベータやエスカレータが安全な乗り物だと誤解しているのです。そもそも、それらは便利ではあるが危険な乗り物であり、利用するときには注意が必要なのだということを失念しているのです。 本書ではエレベータやエスカレータ、立体駐車場などの機械システムだけでなく、原子力や航空機、鉄道などの巨大システムに潜む危険をひとつひとつ検証してゆきます。その上で、「危険地図」の作成や「危険の旗」の保存、逆演算思考の活用など、安全を担保するための、効果のある具体的な方法を次々と紹介してゆきます。
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商品の説明

著者について

工学博士(1973年2 月15日,東京大学) 現職 工学院大学教授 東京大学名誉教授 1941年1月8日 東京生まれ 1966年 東京大学大学院修士課程修了.(株)日立製作所入社. 1968年 東京大学工学部助手. 1969年 同講師. 1973年 同助教授. 1983年 同教授. 2001年4月 工学院大学教授,畑村創造工学研究所開設. 2001年5月 東京大学名誉教授. 2001年8月 科学技術振興機構失敗知識データベース整備事業統括 2004年6月~   2005年5月 ドアプロジェクト実施 2005年8月~12月 株式会社日本航空 安全アドバイザリーグループ委員 2007年4月~ 危険学プロジェクト実施 2007年9月~ JR西日本安全有識者会議委員 現在の活動 ナノ・マイクロ加工、生産加工学、医学支援工学、失敗学、危険学、創造学。また、実際の設計研究会を主宰し、創造設計原理の研究を行っている。また、失敗学会を開設し、理事長として失敗学の普及を行っている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ナツメ社 (2011/5/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/5/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 207ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4816350616
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4816350610
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.9 x 18.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 5個の評価

著者について

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畑村 洋太郎
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1941年東京生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授、工学院大学グローバルエンジニアリング学部特別専任教授 を歴任。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主 宰。’02年にNPO法人「失敗学会」を、’07年に「危険学プロジェクト」を立ち上げる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『失敗学実践講義 文庫増補版』(ISBN-10:4062766132)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会社の仕事で安全関係の仕事にも携わっていますが、ヒントを得たいため購入しました。内容をとてもわかりやすくて理解できました
2022年11月5日に日本でレビュー済み
同じ著者の『失敗学 (図解雑学)』の続編のようなもの.
 ただし比較的新著だけあって,辛うじて福一原発事故への言及も間に合っている.
 それどころか本書で扱っている事故の種類は,原発事故からシンドラーのエレベータの事故まで,多岐に渡る.
(そのため,回転ドア事故など,前作との重複もあり)
 主旨は前著と大差ないにもかかわらず,なぜ危険学という造語を新たに作ったのか?については,意図不明.

 以下,その主旨:
「安全に不思議の安全あり.事故に不思議の事故なし」(p.10)
 落盤事故が頻発していた,チリのサンホセ鉱山(p.12) 発生時対策としては百点満点だが…(p.12)
 仮想演習で対策しておけば,損害費用は20分の1に(p.16)
 「現地」「現物」「現人」の3ゲン主義を(p.20-21)
 身近なものへの潜在的危険性にも認識を(p.22)
 「当然機械が分担する」と,人間が思っている領域と,実際に機械が分担する領域とのズレ(p.24,146)
 「技術の来歴」の調査の必要性(p.28)
 地理的要因,地域文化も考慮に入れる必要がある事故調査(p.30)
 普段から気付かないような事実,責任の所在を明らかにしたり,次に生かせる知識が得られたりと,プラス面の計り知れない,第三者からのアプローチ(p.32)
「良く考えなければ思いつかないようなことについては,設計者の想定からは漏れる事が多い」(p.36)
 10人/m^3以上は,群集雪崩が起き易い数値(p.38,112-113)
 停止させるための「制御安全」は考えられているが,停止時にそこにいる人に対する安全性まで考慮した,「本質安全」を実現するものではなかった,非常ブレーキ類(p.44-45)
 本質安全を実現した上で,制御安全を使い,より便利かつ安全にするという思想であるべき(p.46)
 確認動作のミスやヌケを防ぐには,確認作業自体のフェイルセーフ化やフールプルーフ化が必要(p.50)
 処罰を目的としたものであり,再発防止を目的としたものになっていない,日本の社会的システム(p.52-55)
 人は時として,想定外の行動をとるもの(p.64)
 経験に学んだ,津波避難訓練のルール(p.84,136)
 追加変更が加えられるたび,失われた本質安全(p.87)
 危険地図を共有せよ(p.88)
「要求機能と制約条件が確定すれば,設計解は必ず存在する」(p.98)
 構造よりもメンテナンス不良が事故原因となる,公園遊具(p.114)
 水害対策のはずだった八ツ場ダム(p.134,186)
 今後求められるのは,「人間と機械の相互モニター」「人間中心から相互補完への移行」(p.144,147)
 ヒューリスティクスの適応:人間は統計的な数字より,見たことや体験したこと,聞いたこと,直感などにより,物事をイメージする(p.148)
 システムの全体が巨大化・複雑化・高速化し,人間・組織の管理を超えると,なかなか把握できなくなる(1)想定外の部分,(2)細かくて拾い切れない部分,(3)システムを構成する下位システム相互の隙間や接点の部分で生じる問題・トラブル(p.152)
「システム設計者は,人の危険感知領域が狭くなっていることを知らねばならない」(p.154)
「安全は乗客が作る」(p.154)
 動態保存から学ぶチャンスが失われたJCO事故(p.161,164)
 三菱重工に展示されている,破裂したタービンロータ(p.166)
「細かいところに神経が集中すると,人の注意力や集中力には限度があるので,一番大事な部分に注意が行かなくなり,大事なことを忘れてしまう」「人間の注意力が一定量しかないことを前提に,総量が一定になるよう,注意すべき事柄を取捨選択し,状況に応じて内容を最適化することが必要」(p.172)
 実態に合わなくなると横行する「裏マニュアル」(p.174)
「マニュアルは,放っておくと,どんどん増える」(p.176)
 組織が成熟期に入ると発生する「隙間領域」(p.178)
 米国ロスアラモス研究所の失敗マネージメントのリーダー,マクローリン氏の10年前の発言,「日本の原子力の扱いが形式的になり,きちんとしたことを考えなくなっている.扱いが形式的になったときに事故が起きる」(p.194)
「重要だと思っていなかったところから,事故は起こる」(p.196)
「どんな分野でも,技術が安定するまで200年はかかる」(p.198)
 津波がもう少し高かったら,事故が起きていたかもしれない東海第2原発(p.202-203)

 家庭に潜む危険などを例にとり,危険地図を実際に読者が作成するトレーニングにもなりそう.
 また,今作では,思考展開図についての言及が多いので,実際にはどうやって活用したらよいかの参考にもなる.
 読め.
【関心率24.15%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
2020年4月28日に日本でレビュー済み
中古の本を購入しましたが、非常に程度が良く、新品を購入したようです。
危険学は、社会人となり、会社勤めをする際には、知っておいて損をしないと考えます。